2005年07月20日

アクロイド殺し


アガサ・クリスティ著アクロイド殺し

全く何の予備知識も先入観もなしにこの作品を読めた事を神に感謝したい。

今思うと、ミステリーを読み始めた時、まずクリスティから始めたのが良かった。順不同に読んでいったが、何作目かにこの作品にぶちあたった。

なにも知らずに普通に読んでいったので、ラストの衝撃と言ったら..


クリスティはやっぱりポアロ。マープルより好きだなあ。理由はマープルは常人だけど、ポアロは変人だから(笑 

でも、変人度では国産の方が上か? 御手洗・・いや、西野園?(笑


以下、わずかにネタバレ。

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posted by kilto at 18:24| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月19日

すべてがFになる


森博嗣著すべてがFになる。第1回メフィスト賞受賞。

もう10年近く前になるだろうか。本屋でふと手に取ったこの本。正直言ってこのタイトルはあまり好きではない。でも手に取ったのはタイトルのせいかも。
自分にとって馴染み深い分野だったので、タイトルの意味する事はすぐにわかった。あんまり本質に関係ないけど。
密室という魅力的な言葉も表紙か帯にあったので購入。

以後、この作者名を本屋で見るたびに即購入するようになった。

著者は名古屋大学建築学科の助教授(ひょっとして教授になってるかも..)でもあり、作品の舞台は名古屋市内をモチーフにしている事が多く、馴染み深い。


この作品はデビュー作。
確実なヒット(ホームラン?)を狙った、という感じ。登場する犀川&西野園ペアの作品は以降シリーズとなった。幻惑の死と使途が一番好きな作品だけど、衝撃度という観点では「F」がピカ一。この後に及んでまだこんな密室トリックがあったんだ〜、とびっくり。

2作目以降のこのシリーズはトリックよりも犀川&西野園のキャラとしての魅力の方が大きいと思う。逆にこの1作目ではまだそれは出きっていない。


また、よく「理系ミステリー」と呼ばれているが、とにかく文体(というか出てくる単語かな?)が独特。これが肌に合うかどうかが、楽しめるかどうかの分かれ目。自分は思いっきりツボ(笑
posted by kilto at 23:28| 🌁| Comment(0) | TrackBack(2) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月18日

Xの悲劇


エラリー・クイーン著Xの悲劇

あまりにも有名なこの古典はX⇒Y⇒Z⇒最後の事件の4部作。順番に読む事をお薦めする。

謎解きに必要なすべての情報を提示した上での「読者への挑戦」はこの著者(正確には著者達と言うべきだが)始めたんだっけ。


色々な書評を読むと、この4作のうち、XとYに人気が2分されているようだ。

自分としても甲乙付け難いが、クイーンらしい論理の積み重ね、という観点でXを挙げてみた。
XもYも衝撃度は一級品。

4作共、ドルリー・レーンというシェイクスピア命の探偵が登場する。自分としてはキャラの魅力という点ではちょっと評価が下がる。ポアロ、御手洗、犀川・西野園とかの方が好きだな〜。
あ、竹森慎平も好きなんだけど〜(笑
posted by kilto at 20:49| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月17日

占星術殺人事件


島田荘司著占星術殺人事件。これも衝撃を受けた作品。

メイントリックは、後に某漫画での盗作騒ぎの元となった。意図的かどうかは知らないが、そのまんま。
この作品より先に某漫画を読んでしまった人はとても不幸だと思う。意図的でなくても罪だなあ..


 しかし、トリックだけでは作品にならない。読者をその世界に引き込んで謎解きを楽しませるにはそれなりの演出が不可欠。某漫画とは比較にならない周到に計算し尽くされた演出だ。勿論その演出はトリックに気付きにくくする、という重要な役割も担っている。

 謎解きに必要な情報はすべて提示されている、といういわゆる「読者への挑戦状」が2回もあったと思う。例によって自分は全然わからなかった。勿論わからない人の方が楽しめる。


 この作品で初登場した(というか、この作者のデビュー作だったか)探偵御手洗潔のキャラクターは大好き。この後のシリーズでも大活躍。登場人物の魅力で作品の印象は大きく変わる。島田荘司氏の他の作品でも御手洗潔が出てこないとなんだが寂しい。
posted by kilto at 21:50| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月16日

時計館の殺人


昨日のついでに、昔読んだお気に入りの作品について。


綾辻行人氏の作品は、最初に「殺人方程式」を読んでまあまあ、次に「十角館の殺人」を読んで強烈にハマり込んだ。


綾辻氏は森博嗣氏と逆で超寡作で有名。
それに作品のうち、半数くらいはホラーっぽかったり、スプラッターだったり(笑)してあまり好きではない。

でも、いわゆる「館」シリーズを中心とした本格っぽい作品は大好き。
たいてい建物の構造図が載っているのも嬉しい。

時計館の殺人
は「館」の5作目。第45回日本推理作家協会賞受賞。


トリックはすぐわかった、って人もいるけど、自分は全くわからなかったのでラストの衝撃は強烈だった。それにただトリックだけがあるのではなくて、背景にある重い事実との結び付きが凄い。


でも、この作品を読んでると凄く怖い..夜中に読んでると特に(汗
posted by kilto at 22:52| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月15日

φは壊れたね


『φは壊れたね』


普段は車だけど今日は宴会だったので電車。

帰りの電車がタイミング悪くて20分待ち。暇なので駅の近くの本屋に入った。

何度も入った事がある本屋なので、すぐにミステリーのコーナーへ。

「森 博嗣」と書かれた背表紙をスキャン。知らないタイトルが1つだけあった。『φは壊れたね』を中も見ずに即購入。

新刊だと思ったけど、1年近く前に発売されてたんだ。最近この方面のアンテナは錆びてる。


あ、これ、隠れファンである西野園萌絵が出てるじゃないか(嬉
しかも密室♪

電車の中で1時間、一気に読み終えた。


ミステリーとしてはまあまあ。相変わらず『F』ほどの衝撃はないが、それは期待してないし。

ただ、肝心な西野園萌絵の強烈な個性が出てないなあ...ちょっと残念。


でも特有の理系なフレーズの連続は、自分にとって心地よい音楽のように感じる。あっという間の1時間だったな。
posted by kilto at 23:41| 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月02日

点と線(路線検索続き)


なんか怪しげなトラックバックが..(汗


先日浜名湖に行った翌日には東京へ。

このルートも路線検索で探してあった。
行く必要があった時間帯では、浜松に出るよりも豊橋に戻って新幹線に乗る方が早い。

なんとなく2時間ドラマを思い出す。

いわゆるサスペンス物の2時間ドラマは結構好きで、その中でも時刻表を使ったアリバイ物が好み。
色々な観光地に旅行に行った気分になるのもいい。

浜名湖の最寄の駅がある天竜浜名湖鉄道に今回来た時に初めて乗った。
1両編成で1マン。まるでバスみたいだ。しかもかなり無人駅が多い。
乗る時に整理券を取り、降りる時に運転手兼車掌さんにお金を払う。
電車を降りるともうほとんど外だ。

こんな列車もドラマに出てくると面白いのに。

でも路線検索があるとすぐわかっちゃうかな? 飛行機とかバスとかを併用するのは無理か。
犯人は大抵、車を運転できないんだよな..(笑
posted by kilto at 23:44| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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