2005年07月19日

すべてがFになる


森博嗣著すべてがFになる。第1回メフィスト賞受賞。

もう10年近く前になるだろうか。本屋でふと手に取ったこの本。正直言ってこのタイトルはあまり好きではない。でも手に取ったのはタイトルのせいかも。
自分にとって馴染み深い分野だったので、タイトルの意味する事はすぐにわかった。あんまり本質に関係ないけど。
密室という魅力的な言葉も表紙か帯にあったので購入。

以後、この作者名を本屋で見るたびに即購入するようになった。

著者は名古屋大学建築学科の助教授(ひょっとして教授になってるかも..)でもあり、作品の舞台は名古屋市内をモチーフにしている事が多く、馴染み深い。


この作品はデビュー作。
確実なヒット(ホームラン?)を狙った、という感じ。登場する犀川&西野園ペアの作品は以降シリーズとなった。幻惑の死と使途が一番好きな作品だけど、衝撃度という観点では「F」がピカ一。この後に及んでまだこんな密室トリックがあったんだ〜、とびっくり。

2作目以降のこのシリーズはトリックよりも犀川&西野園のキャラとしての魅力の方が大きいと思う。逆にこの1作目ではまだそれは出きっていない。


また、よく「理系ミステリー」と呼ばれているが、とにかく文体(というか出てくる単語かな?)が独特。これが肌に合うかどうかが、楽しめるかどうかの分かれ目。自分は思いっきりツボ(笑
posted by kilto at 23:28| 🌁| Comment(0) | TrackBack(2) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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